こんにちは、にしっちです。
スワップで月100万円の不労所得を目指して運用しています。
FXスワップで不労所得を得るには、あらかじめこんなことを決めて戦略を立てておくことが大切です。
- 目標金額又は運用期間
- 取れるリスク
- 通貨種別
- 強制ロスカットラインの設定
- 毎月の運用可能資金
- 将来の為替変動予測
- 将来のスワップ金利予測
- 運用方法 等
色々と考えなくてはいけないので大変ですね(^-^;
じゃあ、具体的にどうすればいいのか。
今回は、過去データを活用しながら様々な条件下でシミュレーションを行って、月1万円から始めるトルコリラ(TRY/JPY)のスワップ複利運用戦略をご紹介します。
基本がわかればご自身の資産に合わせてカスタマイズもできますので、是非参考としてくださいね!
がおがおくん
- 低予算から始めたい人
- リスクを低く抑えたい人
- 最悪の状況を考慮しておきたい慎重な人
にオススメだよ!
では、いってみましょう!
今回のシミュレーション設定
今回のシミュレーションは、かなり最悪な状況を設定してみました。
運用可能資金は月1万円、為替レートとスワップ金利は共に右肩下がりという状況でも利益を上げることができる戦略を考えていきます。
シミュレーション条件は、以下のとおりです。
- 投資可能資金・・・・・・月1万円
- 運用通貨・・・・・・・・トルコリラ(TRY/JPY)
- 運用期間・・・・・・・・10年
- 将来の為替変動予測・・・22円~11円を右肩下がりで推移。
- 将来のスワップ金利・・・100円~50円を右肩下がりで推移
にしっち
グラフで表すと、こんな感じです。
年 | トルコリラ平均価格 | スワップポイント平均価格(1万通貨あたり/日) |
2019年 | ¥22 | ¥100 |
2020年 | ¥20.8 | ¥95 |
2021年 | ¥19.6 | ¥89 |
2022年 | ¥18.3 | ¥84 |
2023年 | ¥17.1 | ¥78 |
2024年 | ¥15.9 | ¥73 |
2025年 | ¥14.7 | ¥67 |
2026年 | ¥13.5 | ¥62 |
2027年 | ¥12.2 | ¥55 |
2028年 | ¥11 | ¥50 |
現状から比較すると、かなり状況が悪化した場合のシミュレーションであることがわかると思います。
さて、この状況下でトルコリラを戦略的に運用した場合、どのような結果が出るでしょうか。
直感的には、トルコリラが50%も下落すると、スワップの利益よりも為替差損が上回り、マイナス収支になりそうな気がしますよね(;^ω^)
実際はどうなるのか、シミュレーションしてみました。
にしっちのトルコリラ運用戦略
ここからは、具体的な戦略の立て方をご紹介します。
強制ロスカットラインはリスク許容度に合わせて設定
FXで最も重要なのは、強制ロスカットラインの設定です。
この設定が、運用実績を左右します。
現在(2018年11月23日)のトルコリラ(TRY/JPY)の為替レートは、約21.3円。
今回のシミュレーション条件は、今後10年間で22円~11円まで右肩下がりで推移でしたね。
つまり、今後10年間に渡って現在レートから50%下落する想定となっています。
こういった状況を予想した場合、強制ロスカットラインをかなり下(現在価格から50%以上下値)に設定しないと、運用途中にロスカットになってしまいます。
それは全力で避けなければなりません。
安全策を取る場合、強制ロスカットラインは低く設定するに越したことはありません。
でも、低く設定すればするほどリターンは少なくなるので、そのあたりのバランスがなかなか難しいところ。
なので、強制ロスカットラインの決め方としては、「さすがにここまでは下落しないだろう」と思う価格のちょっと下に設定するのが決めやすいのかなと思います。
もし、「トルコリラは、今後10年で11円を割り込むことはないだろう」と判断したならば、強制ロスカットラインを10円に設定するような感じです。
今回は、シミュレーション条件で11円まで下がるとして仮定しているので、強制ロスカットラインはその下の10円に置いてシミュレーションしていきます。
利益を上げる購入方法
あとは、毎月1万円投資して、2ステップでトルコリラを買い増していくだけです。
【ステップ1】毎月の投資資金でトルコリラ購入
買う枚数は、強制ロスカットレベル考慮した枚数にします。
トルコリラが15円の時に1万円の追加資金で購入できる枚数は何枚でしょう?
今回のシミュレーションでは、強制ロスカットラインを「10円」に設定しています。
トルコリラが15円の時、強制ロスカットラインまでの価格差は「5円」ですね。
トルコリラが5円下落して、強制ロスカットライン手前まで達したと仮定して、
- 1,000通貨保有していた場合・・・5円 × 1,000通貨 = 5,000円の含み損
- 2,000通貨保有していた場合・・・5円 × 2,000通貨 = 10,000円の含み損
となります。
トルコリラが15円の時に1,000通貨購入するために必要な資金は、レバレッジ25倍を効かせた場合、
15(円)× 1,000(通貨) ÷ 25 = 600円
ですね。
追加資金が1万円の場合、「下落による含み損」と「購入必要資金」の合計が1万円以内で収まるようにしなければならないので、購入できる枚数は、1,000通貨となります。(最低取引単位が1,000通貨のFX会社が多いため、1,000通貨以下は切り捨て)
1,000通貨
このようにして購入できる枚数を計算し、着々と毎月買い増していきます。
そのような場合は、今月の投資資金1万円は来月に持ち越して翌月分の投資資金と合わせて購入するという形を取りましょう。
【ステップ2】先月分の累計スワップでトルコリラ購入
前月1ヵ月のスワップによる利益を、再投資に回します。
これがいわゆる「複利運用」というやつです。
買う枚数は、【ステップ1】の計算方法と同じです。
にしっち
がおがおくん
複利運用の凄さは、シミュレーション結果で実感できると思います(^^♪
シミュレーション結果
ロスカットレートを決めて、複利で運用し続けた場合のシミュレーション結果の発表です!
シミュレーション条件どおりに運用した場合、10年後はこうなります。
トルコリラ保有枚数 | 550.8万枚 |
月々スワップ(不労所得) | ¥826,200 |
投資額合計 | ¥1,200,000 |
総資産合計 | ¥7,931,520 |
最終損益 | ¥6,431,520 |
なんとっ!!!(´゚д゚`)
毎月約83万円の不労所得達成!!
総利益約640万円達成!!
予想以上の結果となりました(^^♪
ちなみに、シミュレーション条件をちょっと変えるだけで、かなり結果が違ってきます。
もし、今回のシミュレーション条件が、「今後10年トルコリラが22円で横ばいで推移する」だったら、10年後の結果はこうなります。
- トルコリラ保有枚数・・・27.8万枚
- 月々スワップ・・・¥42,117
- 投資額合計・・・¥1,200,000
- 総資産合計・・・¥3,580,640
- 最終損益・・・¥2,380,640
最終損益は1/3になっていますが、月々スワップは1/20になっています。
トルコリラの価格が下がると為替損益がマイナスになることに不安を感じる人が多いですが、それよりも保有枚数が増えることの方が重要だということが良くわかります。
にしっち
にしっち
にしっちの評価は、結構いい感じ♪
リスク許容度によっては、ロスカットラインをもう少し下げてもいいかな~って感じかな
スワップの複利運用をする時は、FX業者選びが重要です!
選ぶポイントは3つ!
- 1,000通貨単位以下から取引できること
- スプレッドが狭いこと
- スワップが高いこと
この3つは、欠かせません!
低予算で始めるなら、最低取引単位が小さい方がたくさん購入できます。
スワップが高くても最低取引単位が1万通貨からというところもあるので、そういった業者は選ばないようにしましょう。
スプレッドは狭いに越したことはありませんし、スワップが高いのは必須条件ですね。
にしっち
にしっちのおすすめは、トレイダーズ証券【みんなのFX】とトレイダーズ証券【LIGHT FX】。
リスク別や通貨別に口座を分けると、いざという時に安心なのでオススメです(^^♪
今回は、トルコリラのレートとスワップ金利が現在価格から50%下落した場合のシミュレーションでしたが、トルコリラが3円になるという世界経済が崩壊しそうなシミュレーションも行っています。
こちらの方が、かなり衝撃的な損益結果になってます(^^♪

他にも、目標金額に合わせたシミュレーションも行っています。


リスクを極限まで減らして利益を上げる「サヤ取り」シミュレーションはこちら。

にしっち
一緒にセミリタイア目指しましょう!
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